2024年1月掲載

My Style with Audi
e-tron シリーズ | エコアルフ 下川 雅敏

アパレルメーカー三陽商会が展開するスペイン発のサステイナブルファッションブランド「エコアルフ」にてブランド運営をおこなう下川雅敏さん。
2024年からAudi Q4 e-tronアンバサダーに就任いただきました。
ファッション業界が世界2位の環境汚染産業と言われている事実を受け止め、業界全体のサステイナブルアクションをリードする活動をしています。
「エコアルフ」を通して、サステイナブルな未来を目指す下川さんに、Audiの電気自動車である e-tron シリーズの魅力について語っていただきました。
Audi Japan Sales × ECOALF 第1弾だけでなく、エコアルフとさまざまな取り組みを予定しております。今後もどうぞご期待ください。

Audi Japan Sales
Audi Q4 e-tron Ambassador

下川 雅敏 Masatoshi Shimokawa

(三陽商会 事業統轄本部 事業本部 コーポレートブランドビジネス部エコアルフ課長 兼 エコアルフ・ジャパン取締役)

三陽商会にてライセンスブランドでのエリアマネージャー・トレーナー職を経て、同ニューヨーク支社にて海外事業を経験。その後、セレクトショップ事業とマッキントッシュ ロンドンの企画MD に携わり、2020年3月の日本でのブランドローンチ前から現職に就任。国内におけるECOALF のブランディング・運営を担う。また、業界の垣根を越えた企業や行政との合同プロジェクトの開発や、国内で活躍しているクリエイター、著名人らとのコラボレーションを重ね、エコアルフ事業を展開しながら、未来に向けた消費行動の変革を起こすきっかけを作るために活動する。

使用モデル

Audi Q8 e-tron / Audi Q8 Sportback e-tron

至高のフラッグシップ電動SUV Audi Q8 e-tron / Audi Q8 Sportback e-tron。優れたエアロダイナミクスを誇るフォルムの内側には、ゆとりと快適性を備えた空間が広がります。そして、ロングドライブを心ゆくまで愉しめる一充電走行距離と充電性能。上質な乗り心地とスポーティな走行感覚を見事にバランスさせたパフォーマンス。これからの時代の車に求めるすべてを高次元で結晶させました。

使用モデル

Audi RS e-tron GT

より強力なパワーを秘めて、雄々しく、妥協なく。走りの伝統を受け継ぐ、RSの名を冠したAudiの電気自動車の最高峰。電気自動車ならではのエレメントと究極のスポーティネスが融合したエモーショナルなフォルムに、ドライビングへの期待を膨らませる研ぎ澄まされたパフォーマンスをまとい、さらなる走りの境地を切り拓きます。

使用モデル

Audi Q4 Sportback e-tron

ひと目でAudiの電気自動車とわかるデザインとSUVの力強さや機能性を独自的に融合し、コンパクトSUVでありながら圧倒的な存在感を放つAudi Q4 Sportback e-tron。優れた居住性とユーティリティを兼ね備え、ダイナミックで軽快なパフォーマンスを発揮。ゼロエミッションで、静粛性に優れた心地よいドライビングフィールを叶えます。

ファッションの力で、サステイナブルな未来へと進んでいくことをめざしています。

下川 : エコアルフには大きく2つの特長があります。1つは、製造するすべてのプロダクト・ファッションアイテムが、リサイクルもしくは環境負荷の低い天然素材のみでつくられているサステイナブルファッションブランドであること。もう1つが、漁師の方々と一緒に海洋プラスチックを回収して、そこから引き揚げた海洋プラスチックゴミをアップサイクルして新たなファッションプロダクトをつくる取り組みをしている事です。実は、ファッションは2番目に環境汚染する産業なのです。その理由は製造する過程で、石油や水、あるいは木材などの自然資源を大量に消費することに加えて、大量に廃棄されることが挙げられます。そういった地球の現状を受け止めると、環境になるべく負荷をかけないためにはプロダクトをつくる工程や使う素材が大切だと思います。

下川 : エコアルフのプロダクトでは、たとえば海洋ペットボトルを繊維にしてつくったTシャツや、廃棄タイヤをリサイクルしてつくったサンダルなどがあります。最近ではコーヒーかすやトウモロコシ、サトウキビ、海藻などの非石油由来の素材からも、糸や繊維をつくる動きも出ています。パイナップルからつくった素材もあるんですよ。プロダクト製造において、原料や素材を使うことは避けられません。だから従来よりも負荷の低いものにしたり、浪費を抑えたり、製造工程を変えたりすることがサステイナブルファッションの一歩だと思います。

ただ環境に良ければいいではない。
使う愉しさもないと、真のサステイナブルにはならないかもしれません。

下川 : 環境にいいものをつくるだけでなく、消費者にエコアルフの取り組みについて興味を持ってもらえたら、サステイナブルの輪が広がっていく。だから、発信することも大事にしています。サステイナブルファッションは、消費者がどういうものを選ぶのかも大切なポイント。だから、リサイクルという点だけでなく、使われている素材やプロダクト自体の製造ストーリーを伝えて、ブランドや商品への愛着を感じてもらおうと努力しています。そのために、店頭でエコアルフのサステイナブルな取り組みを体感してもらえるようなディスプレイやコンテンツを置いて、お客さまの興味を得られやすいようにしています。その成果もあって、お客さまから『面白い発信しているね』や、『勉強になった』というお言葉をよくいただけるようになりました。僕たちの主な仕事は服をつくることではありますが、環境問題や新しいサステイナブルファッションの可能性・愉しさを知ってもらうことも、この先も頑張っていきたいと思います。

下川 : 電気自動車には、個人的にすごく興味がありました。自分のめざしたいサステイナブルなライフスタイルに近づくにはどうすればいいかと考えたときに、自分の車をEVに変えることを思い浮かびました。移動は生活する上で欠かせないものなので、EVを自分の生活に取り入れていきたいという想いはありました。一方で、EVは未来的なもので縁遠い気持ちやガソリン車より劣るところもあるんじゃないかという不安も多少あって・・・。今回、AudiのEVであるe-tronシリーズを一日見て触れて走ることで、その良さを存分に知ることができると思うので、とても楽しみです。

随所に、デザイナーのこだわりを感じる。
だから、e-tronには古びない美しさがあるんですね。

下川 : エコアルフのデザインでこだわっているのは、タイムレスであること。ファッションの問題点の1つは廃棄、つまり着なくなってしまうことですから、長く使えるものをつくることに重きを置いています。一方で、世代ごとにタイムレスでノーマルなものもあります。トレンドを追いかけるのではなく、それぞれの世代が持つ普遍性を大切にして、いろいろなバリエーションのプロダクトを展開するように心がけています。
Audiの電気自動車、e-tronシリーズはどのモデルも、シンプルでかっこいいですね。Audiというブランドが持っているイメージに、e-tronを象徴させるディテールが加わり、未来的なかっこよさのある、時代を選ばないエクステリアデザインだと思いました。エコアルフのデザインと通ずるところがあるように感じます。かっこよさや可愛さは、人の心を動かすうえでとても大事な要素ですからね。
Audi Q8 e-tronは、まずバイカラーとなっている部分に目が惹かれましたね。この切り返しが、床下に配置されたバッテリーをイメージしたデザインと聞きました。従来のクルマとは違うことをデザインからも直感的に感じさせる仕掛けになっているんですね。リアに刻まれているe-tronロゴもかっこいいですよね。

下川 : Audi RS e-tron GTは、ルーフラインの優雅な輪郭とブリスターフェンダーの躍動感ある張り出しのコントラストが、いかにもスポーツカーというシルエットで、デザインからも速いことを主張していますね。フロントからサイド、そしてリアにかけてまで、1つのラインで描いているように見せるのは、並みならぬこだわりを積み重ねた結果だと思います。美は細部に宿るのを、まさに体現していますね。

下川 : Audi Q4 Sportback e-tronは、EVならではの閉じられたグリルがいいですね。グリルのメタリックな感じとシャープなライティングも相まって、フロントデザインはまるでヒーローマスクを被っているみたい。このインパクトある顔つきだからか、コンパクトサイズなのに他のモデルと並んでも引けを取らないですね。フラットなエンブレムは、ミニマルさを演出していて今のトレンドをとらえているように思えます。デザイン的な観点でいうと、Audi Q4 Sportback e-tronの顔がシリーズの中で一番好きですね。

走りを愉しむためのインテリアになっている。
それでいて、環境への配慮があって、これぞ電気自動車ですね。

下川 : 車内に入って席に座ると、最新のテクノロジー機器に囲まれている印象が強かったです。ナビゲーションをはじめ、ドライビングに関わるもののほとんどがドライバーに向いているので、運転しやすかったです。お気に入りなのが、バーチャルコックピットが回生でチャージした電力量を表記してくれるところですね。減速やブレーキをかけたときに、エネルギーが貯まっていくので、エネルギーを効率化している実感が湧きました。
シートについては、体を覆うようなフィット感がありますね。触り心地はレザーそのものなのですが、ペットボトルや布の切れ端などでつくった人工皮革と聞いて驚きました。こういったリサイクル素材を使うのが、付加価値として提供されることで、徐々にそのことが当たり前となっていくので、素晴らしい取り組みだと思いました。

思うように動く、シームレスさとスピード。
クルマに求める愉しさはe-tronが体現しているのではないか。

下川 : これまで、EVは従来のガソリン車と比べて環境に良い分、性能として劣るのではないかと思っていましたが、実際に乗ってみると、あらゆる面でEVの方が優れているのではないかと思うくらい、気づきが多かったです。例えば、e-tronシリーズについて説明を受けたときに、シームレスに走ると聞きました。シームレスはファッション面でよく使うので、馴染みがある分、ドライブでシームレスというのに最初はピンと来なくて。しかし、乗ってみてその意味が分かりました。今までの運転においてギアの切り替えなど、そういうのは当たり前でしたが、e-tronのどのモデルに乗っても加速から減速への移行やギアチェンジといった、あらゆる切り替えを感じさせなかったんです。そういうのが新しい快適さや乗りやすさなんだと気づかされました。服も同じでシームレスの方が優れていて、そういう技術を新しく取り入れていきたいという動きが業界ではありますが、自動車でも同じことが起きていることを感じられました。

下川 : Audi Q8 e-tronは、ダイナミックなボディとそこからは想像できない運転のしやすさに圧倒されました。それでいて、長距離を運転しても疲れにくいですね。初めて運転したAudiのEVということもあり、今までのEVに対する固定概念を覆されました。
Audi RS e-tron GTはこんなこともできるんだという驚きばかりでした。0km/hから100km/hまで上げたときの加速感は、まるでワープですね。この先、自動車を含め、乗り物はどんどん進化していくと思いますが、このAudi RS e-tron GTの走りを体験して、従来のあり方と違う感覚が世の中に出てくるところを、垣間見た気がします。
Audi Q4 Sportback e-tronは、コンパクトSUVというサイズにもかかわらず、パワーもあってハンドリングの操作性も扱いやすい。しかも、車高が高くて見通しがよいので、乗りやすさ抜群でした。日常生活のライフスタイルの中に取り入れるEVとしては、Audi Q4 Sportback e-tronがすごく最適な一台だと思いますよ。

地球の未来のためにできることを。
2024年から、Audi Japan Salesとエコアルフのコラボコンテンツを多数予定。

下川 : エコアルフはサステイナブルファッションなので、自分たちがつくるプロダクトやアイテムが持続可能な社会へと貢献することは使命です。しかし、サステイナブルな取り組みはファッションだけでなく、さまざまな業界にわたって行うべきことと考えています。だから、いろんな分野や異業種の人たちとコラボレーション・協業を通じて、取り組みを広げていきたいですね。Audi Japan Salesさんはe-tronをメインに、環境に配慮された自動車を提供されているので、エコアルフと一緒にサステイナブルな取り組みをしたく、コラボレーションをさせていただきました。今後もみなさまに愉しんでいただけるサステイナブルなプロダクトやコンテンツをご用意しますので、ぜひ楽しみに待っていてください。またエコアルフだけでなく、私自身もAudi Q4 e-tronのアンバサダーに就任しました。これまで電気自動車に乗ってきていなかった身として、Audi Q4 e-tronのある生活はどんなものなのか、実際に暮らしの中に取り入れてわかった良さなどのリアルな情報を今後お届けして、電気自動車を検討している方の参考になれたらと思っております。

下川 雅敏 with Audi e-tron シリーズ

下川 雅敏さんにとってAudi e-tron シリーズの魅力とは

下川 : e-tronは、総じて次世代に向けた可能性みたいなものを感じさせてくれるシリーズだと思います。ファッションにおいて、サステイナブルな考え方はまだ浸透していかないところもありますが、e-tronに関しては実用性や快適さ、デザイン性など、さまざまな要素が従来の自動車以上に魅力的でした。もし、多くの人がe-tronの魅力を知って乗るようになれば、車による環境への負荷を減らすことも現実的になると思います。まだまだ環境に良いことを日常的にしようというのは、大変そうっていうイメージはありますが、e-tronを選ぶと、その魅力から自分のライフスタイルの可能性を広げてくれるというポジティブな気持ちにつなげてくれて、エコアルフと同じようにベターチョイス、より良い選択肢の一つと認識されるのではないでしょうか。今日は、たくさんの新しい体験をさせてもらって刺激を受けました。ぜひ、機会があれば、e-tronで日本にあるエコアルフの店舗を巡ってみたいですね。