2026年10月掲載

【e-tronオーナーに聞いてみました】
Audi e-tron Owners Session Report 前編

9月中旬、西伊豆への入り口にあたる沼津市にほど近いカフェレストラン、「L`OASI (ロアジ)」にて
Audi e-tronを所有するお客さまにお越しいただき、ランチと共にEVに関する座談会を開催しました。
今回はオーナーご自身だけでなくそのご家族にもご参加いただき、e-tronを購入されたきっかけ、
普段の使い勝手や今後の期待などについて幅広くお話をうかがいました。
今回は前後編のうち、前編をお届けします。

【参加者ご紹介】

關濵 亮様・典子様

お乗りのモデル:Audi A6 Avant e-tron

豊島 藤太様

お乗りのモデル:Audi Q4 e-tron

高須 欽也様・知子様・雅也様

お乗りのモデル:Audi A6 Sportback e-tron

臼井 清孝様・紀子様

お乗りのモデル:Audi A6 Avant e-tron

富井 孝喜様

お乗りのモデル:Audi Q6 e-tron

現在所有されているe-tronと、これまでのAudi歴を教えてください。

臼井清孝様:私はエンジン付きのパワフルなクルマも好きですし、エンジンなし(=EV)のパワフルなモデルも大好き。おまけに新しいモノ好きなので、e-tron GTが出たときはとにかく衝撃を受けました。「こんなに格好がよくて、しかもEVなんだ」と。それで乗ってみたいと思いました。続いてQ4 e-tronを購入し、いまはA6 Avant e-tronに乗っています。ここ5、6年でAudiを中心にプレミアムモデルを乗り継ぎました。

富井孝喜様:これまでの20年間、ずっとAudi A6に乗り続けてきましたが、一昨年に子供が生まれたのを機に、A6 AvantからSUVに乗り換えることにしました。ただし、ちょうどQ5とQ6 e-tronの両方が発売されたタイミングだったので、ずいぶん悩みましたね。そんなときに家内から「これからEVがどんどん普及したら充電施設が混雑するようになるかもしれないから、乗るならいまじゃない?」と言われたのが決め手になってQ6 e-tronを選びました。

豊島藤太様:Audiに乗り始めてまる10年になります。現在所有しているQ4 e-tronを購入したのは4年ほど前で、それまではA3に乗っていました。当時、私は単身赴任で長野県に住んでいましたが、近所のAudiディーラーでいろいろなモデルの試乗会をしていて、そこで初めてQ4 e-tronに触れて購入を決めました。

高須欽也様:EVは環境に優しいと聞いていたので、いつかEVを買いたいとは思っていました。

高須知子様:我が家ではずっと日本車に乗っていましたが、長男が2年前に18歳になって免許をとったとき「EVならAudiがいい」と言い出して、それで近くのAudiディーラーを訪れました。そのときはセールスマンの方といろいろ相談した結果、(エンジン車の)Q3を選びましたが、やはりEVがいいということになって、Q4 e-tronと悩んだ末にA6 Sportback e-tronを購入しました。

高須雅也様:私はもともとサッカー関連の仕事をしていたのですが、周りにいる選手の多くがAudiに乗っていて、それがとても格好よく見えました(笑)。とにかくデザインがオトナな感じでいいですよね。それでひと目ぼれして、次に買うなら絶対にAudiと決めていました。

高須知子様:長男が熱心にプレゼンテーションしてくれまして、それが決め手となってA6 Sportback e-tronを選びました(笑)。

關濵 亮様:いちばん最初に買ったAudiは2代目TTで、それ以来、20年近くAudiに乗り続けています。TTの次がA5で、続いてQ5 Sportback、A4 Avantで、いま所有しているA6 Avant e-tronが5台目のAudiです。EVは、このA6 Avant e-tronが初めてです。

EVの購入に際して心配だったことは?

豊島藤太様:バッテリーの劣化は心配でしたね。ただし、残り航続距離を見ていると、走行パターンなどによって結果にバラツキはあるものの、1%でだいたい6km走っています。購入から4年経ったいまもこれは変わりなくて、100%まで充電すればおおよそ600km近くは走れると思っています。

富井孝喜様:もともとEVに関心があったわけではありません。むしろ、一般の方々が思っているようなネガティブなイメージしかありませんでした。ところが、実際に試乗してみて印象が一変しました。とにかく変速ショックがないし、走り出しもスパーンと加速していく。エンジン車とは全然違います。一度乗ったら、もう戻れませんよ。

どのようなときにe-tronを使っていらっしゃいますか?

富井孝喜様:私は通勤には使っていなくて、もっぱら週末の旅行や釣りなどに使っています。あとは子供を連れて公園に出かけるとか。走る距離は公園だと100kmくらい、釣りだと往復で200〜300kmくらいですが、これくらいの距離だったら途中で充電する必要はありませんね。

豊島藤太様:普段は片道10kmほどの通勤にQ4 e-tronを利用しています。充電するのは、週に1回か、うまくいけば2週間に1回くらい。あと、1年に数回、片道200kmほどの旅行にQ4 e-tronで出かけます。往復で450kmくらいの範囲内であれば、まったくストレスを感じることなく走れますね。

高須欽也様:日曜日に買い物に出かける程度です。来週はA6 Sportback e-tronで仙台に出かける予定ですが、都内からだと片道300km少々あるので、充電なしでいけるかどうか、ちょっと微妙なところだと思っています。

臼井清孝様:A6 Avant e-tronは長距離ドライブで使うことが多いですね。そうでないときは所有している他のクルマで出かけます。別にA6 Avant e-tronを避けているわけではなくて、そちらのクルマ(エンジン車)にも乗らないとバッテリーが上がってしまうとか、そういう事情によるものです(笑)。

關濵典子様:普段は私が自分で運転することが多くて、ほとんどが距離の短い街乗りですね。お買い物とか、犬のシャンプーとか、そのくらいです。

購入されたe-tronについての印象は?

高須欽也様:納車されてまだ1ヵ月ほどなので、今回が初めての遠出でした。ただし、私は運転していません(笑) 後席でずっと寝ていました。

高須知子様:息子が運転してくれたので、私は隣に座っていただけですが、とにかく静かですね。それと、なんといったらいいのか、走りがしなやかなんです。乗り心地がこれまでのクルマと全然違って、最高にいいと思います。それにアクセルペダルを踏み込んだ時にスッと加速する感じも気に入っています。ダイレクトな印象ですね。

高須雅也様:自分も乗り心地はいいと思います。加速も最高です。

富井孝喜様:Q6 e-tronはセンタートンネルの出っ張りがないので、子供を後席に乗せるときも本当に楽です。あと、夏場は駐車場に子供のためのプールを置いたりしますが、エンジン車のように走行後にマフラーが熱くなったりしない点は安心ですね。

豊島藤太様:小さいクルマが好きで、ずっと小さいクルマばかり乗り継いできましたが、そのほとんどが、あまりエンジンが強力ではなかったせいもあって、上り坂とかワインディングロードでは余裕が感じられませんでした。ところがQ4 e-tronはワインディングロードや上り坂がとにかく楽ですね。狭い山道も苦労せずに走れます。私のQ4 e-tronはシングルモーターの後輪駆動ですが、それでも雪道を楽々と走れるのは驚きでした。電気のチカラって、エンジン車とは全然違いますね。

臼井清孝様:最初にe-tron GTを買ったときは、すぐにフェリーで徳島まで行って、そこから広島を経由して東京まで帰ってきましたが、とにかくアクセルペダルを踏み込んだ瞬間に100%のトルクが手に入るのがいいですね。走っていて本当にストレスを感じません。

臼井紀子様:私、運転免許は持っていますが、基本は運転せずに、いつも送り迎えしてもらっています。ウチにはEVもあればエンジン車のスポーツカーもあって、私自身、静かなクルマだけでなくうるさくて速いクルマも大好き。そんな私にとってもe-tronは走り出しが滑らかで、主人とは「まるで新幹線みたいだね」って話をしています。あとはすごい加速感。この滑らかな滑り出しと強烈な加速感がe-tronの魅力ではないでしょうか。

關濵典子様:今日、初めて助手席に乗って長距離を走りましたが、とても静かだなというのは思いました。なんていうんでしょう、「空飛ぶじゅうたん」みたいな感じでスーッと走ります。特に高速道路がいいですね。横に乗っていて、本当に気持ちがいいと思いました。

e-tronならではの静かで滑らかな走りや、力強い加速性能。その魅力を実際に日々の暮らしのなかで体感しているオーナーの皆さまからは、さまざまなリアルな声が聞かれました。一方で、EVを所有しているからこそ感じる充電のことや、日常使いのなかで「もう少しこうなったら」と思うこともあるようです。
後編では、より踏み込んで「充電」についてのリアルな体験談をはじめ、e-tronを実際に使っているからこそ見えてきた改善してほしいポイント、そしてこれからのAudiやe-tronに期待することについてお話をうかがいます。オーナーの皆さまが考える、EVに対する本音と期待にご注目ください。


筆者: モータージャーナリスト 大谷達也

【座談会 会場店舗】

「L`OASI (ロアジ)」の詳細はこちら >

住所:静岡県駿東郡清水町卸団地207
【昼の部】11:30~15:00
【夜の部】18:00~(予約制)
定休日:火曜、月曜ディナー
電話:055-955-7401