Audi Owner’s Interview
「本物の経験」だけが持つ力

2018年9月のとある週末、都内の邸宅に4組のご家族とその親しい友人が集まりました。この会を主催したのはAudiオーナーのK様。Audi R8を始めとする様々なハイパフォーマンスカーを所有するK様は今年2018年7月に弊社が主催したヨーロッパ南チロルでのAudiドライビング・エクスペリエンスに参加。そこで意気投合した3家族を招いてホームパーティを開いたのです。奥様が用意した手作りの料理とシャンパンに舌鼓を打つ参加者の皆さんに、その際のイベントの印象とAudiへの想いを語っていただきました。

オーナーの皆様が参加された南チロルでのAudiドライビング・エクスペリエンス

「本当はね、あまり期待しないで参加したんですよ」 そう切り出したのは会計事務所を経営されているT様。最新のAudi R8 Spyderのほか、Audiブランド以外のハイパフォーマンスカーを複数台所有されているそうです。「でもね、参加してみたら本当に素敵な方々ばかりで、今日もそのときのメンバーで一緒に集まることができました。クルマがつないだご縁に感謝するばかりです」

スポーツ用品の販売を営むY様もツアーに感銘を受けたと打ち明けてくださいました。「私も仕事の関係でゴルフならゴルフだけ、釣りなら釣りだけに打ち込むイベントに参加することがありますが、今回はまさにクルマ三昧、ドライブ三昧の5日間でした。昼の間はランチを取るくらいで、それ以外の時間はずっと走りっぱなしなんですが、やはり本物の体験というのは素晴らしいですね。たとえばウィンブルドンでテニスを見るとか、ヤンキー・スタジアムで大リーグを見るとか、そういう経験をするとそのスポーツが本当に好きになると思うんですが、今回もアウトバーンを走らせてもらったり、景色のいいところを走らせていただいて本当に楽しかった。Audiのよさを満喫しました」

Y様は奥様も同伴して参加されましたが、奥様にとっても素晴らしい経験になったそうです。「主人はAudi S6、私はAudi Q2に乗っているんですが、ツアーの途中でAudiのインゴルシュタット工場を見学する機会があったんですね。そこでまさに私が普段乗っているのと同じAudi Q2が作られているところを目の当たりにしまして、『ああ、こんなに丁寧につくられているんだ』と感激しました」

超高速域でも安心してドライブできる

道路安全施設の設置やメンテナンスなどを行う会社の経営者であるA様は様々な自動車メーカーがヨーロッパで開催したイベントに参加した経験をお持ちですが、今回のイベントでは新たな発見があったと言います。「ヨーロッパの道って、クルマを運転していてリズムがまったく違う。おかげで、すごく少ないステアリング操作でクルマがきれいに動いてくれるんです。今回、Audiはそういうルートをうまく選んでくれました」

魅力溢れるヨーロッパの道をAudi R8でドライブして、A様はどんな印象を抱いたのでしょうか?「Audi R8って、本当にどんなシチュエーションでも使えるスーパースポーツカーですよね。近所に出かけるのもいいし、長距離を走っても疲れない。その意味では普通のセダンとまったく同じ感覚で乗れます。いっぽうで、アウトバーンで飛ばそうと思えばいくらでも飛ばせる。それも300km/h近いスピードで走るわけですから、やはり安心して踏めるクルマじゃないと、そういう走り方はできません。200km/h以上のスピードってなかなか経験できるわけではありませんが、そういう不慣れな僕たちでも安心して300km/h近くで走れるAudi R8は本当に素晴らしいクルマだと思います」

Audi R8に搭載されているのは超高回転型の自然吸気V10エンジン。その独特のフィーリングにもA様は魅せられたようです。「ターボにはターボの、そして自然吸気には自然吸気のよさがあるわけですが、やはり自然吸気特有のダイレクト感とかサウンドの素晴らしさは格別ですよね。環境問題などを考えると、これからは自然吸気エンジンを作りにくい時代がやってくるのかもしれませんが、ターボがデジタルだとすればアナログともたとえられるような自然吸気エンジンには、できれば今後も生き続けて欲しいですね」

一方、T様はAudi R8のギアボックスに用意されたSモードでヨーロッパのワインディングロードを走って、その扱いやすさに感激したそうです。「減速すれば自動的にシフトダウンしてくれるし、自分の気持ちと違う動きをすることがまったくありませんでした。パワー感もいいし、僕が持っているもう1台のスーパースポーツカーよりずっといいと思ったくらいです」

運転のしやすさで女性にも好評

今回ホストを務めてくださったK様はAudiに惹かれる理由をこんなふうに語ってくれました。「私は長年いろいろなモデルを乗り継ぐほどAudiが好きなんですが、日本ではもっと評価されていいと思っています。あまり派手に自己主張しないアンダーステイトメントなところがあるからかもしれませんが、私はむしろそういうところが魅力だと考えています。あとは作り込みがとてもよくできていますね。それとドライバビリティが優れているので普段遣いにも向いています。私も通勤に使っているほか、家内も『ウチにあるほかのクルマよりも乗りやすい』といって好んで乗っています」
この日、K様のお宅では夜遅くまでクルマ談義、そしてアウディ談義に花が咲きました。