2025年5月掲載

時を超えた祈りが息づく
世界遺産の地・紀伊半島。
神々が棲む聖域を、
Audi A5で駆ける魂の旅へ。

「紀伊山地の霊場と参詣道」が世界文化遺産に登録されて21年。日本最大の半島である紀伊半島は、そのほとんどが険しい山々です。
標高1000mレベルの山がいくつもある秘境では、自然物に神が宿ると考える「神道」と修験者が伝えた「仏教」が一体となった神仏習合の色合いが、今なお強く残ります。

古代の空気をまとう大自然に抱かれながら急カーブが続く道をひた走ると、心はいつしかかつて巡礼を行なった人々の足跡をなぞり、自身の内側から浄化されてゆく。
Audi A5ならではの静謐な走りで、いのちの浄化と再生を感じる旅をお届けします。

使用モデル

Audi A5 / Audi A5 Avant

Audiが誇るプレミアムミッドクラス Audi A5 / A5 Avant。より洗練されたデザインと最新技術を搭載し進化しました。シングルフレームグリルはよりワイドになり、シャープなライトデザインと相まって、スポーティでエレガントな印象を与えます。室内空間は広がり、デジタルコクピットや最新のインフォテインメントシステムにより、快適性と機能性が向上。パワートレインは、高効率なTFSIエンジンとマイルドハイブリッドシステムを採用し、優れた走行性能と環境性能を両立しています。

高野山の宿坊 恵光院

1000年超の歴史を誇る恵光院は、真言密教を開いた弘法大師空海の御廟がある「奥之院」への入り口・一の橋近くにある宿坊です。伝統と現代の融合を実現したリフォームでは、2022年3月に高野山最大級となる100平米のラグジュアリースイートが、2024年4月には60平米超のJr.スイートが誕生。いずれも総ひのき造りで、広々としたベッドルームや半露天風呂、景色を独占できる専用庭園を備えます。
その他さまざまなタイプの客室では歴史と文化に浸るひとときを過ごせるほか、滞在中は朝の勤行や瞑想など、宿坊ならではの体験に参加可能。また季節の野菜や海藻、豆類、山菜などをたっぷり使った精進料理は、ランチのみのご予約も可能です。

高野龍神スカイライン

高野山と龍神温泉をつなぐ、全長42.7kmに及ぶ観光道路が「高野龍神スカイライン」。高野龍神国定公園の稜線を沿うように走り、「紀州の屋根」とも言われる護摩壇山を中心に広がる原生林からは、四季折々の美しい景色を楽しめます。
標高1,040mにある「ドライブイン花園あじさい園」は高野山から車で15分、広さ7500平方メートルの公園。春は1000株のシャクナゲ、夏は3500株ものアジサイ、秋は紅葉といった季節ごとに異なる表情を堪能できます。もし通りがかるのが夕刻なら、ぜひ「和歌山県夕日100選」に選ばれた茜色の景色を。山々の向こうに紀淡海峡や淡路島、四国を望めます。

熊野本宮大社旧社地 大斎原

熊野川・音無川・岩田川の中州となる大斎原は、神が舞い降りたといわれる熊野本宮大社がもともとあった場所。当時は1万坪を超える境内に五棟十二社の社殿や能舞台などがありましたが、明治22年(1889年)の洪水で多くの社殿が流れてしまったため、水害を免れた上四社は大斎原から500mほど離れた現在の場所に移築されました。
旧社地入り口には、2000年に再建された高さ約34m・幅約42mという日本一の大鳥居が神域へのいざない役としてそびえ立ちます。ひとたびくぐれば参道や社殿跡が広がり、流失した中四社と下四社を祀る石造の小祠も。現在はパワースポットとして訪れる人が絶えません。

青岸渡寺・那智の滝

日本最古の巡礼路・西国三十三所観音霊場の第一番札所である那智山青岸渡寺は、熊野那智大社とともに熊野信仰の中心地です。名瀑・那智の大滝と朱塗りが目を引く三重塔の絶景を見渡せるスポットでもあります。
そして滝自体が熊野那智大社の別宮・飛瀧神社の御神体として崇められる那智の大滝は約1300年前から滝修行が行われてきた場所で、高さは日本一の133m、毎秒約1トンの水量が落ちる滝の流れは圧巻です。日本三大名瀑の一つでもあり、周囲の原始林が醸す荘厳さと絶え間ない水しぶきの織りなす力強さは、澄んだ空気を胸いっぱい吸い込みながら、ぜひ五感で感じたい。また滝つぼの水は延命長寿のご利益があると伝えられていて、すぐそばの御瀧拝所で飲むことが可能です。

南紀勝浦温泉

熊野灘と紀伊山地の豊かな自然に囲まれた南紀勝浦温泉は、世界遺産・熊野那智大社の門前町として栄えた風光明媚な温泉地。紀伊半島の南東に位置し、太平洋を望む絶景と、豊富な湯量を誇る温泉が魅力です。
環境省が主催する「温泉総選挙」では、過去に歴史・文化部門で1位を受賞、「絶景温泉」部門では上位入賞を果たしており、その景観の素晴らしさは折り紙付き。旅館の多くは湾に面しており、開放的な露天風呂で潮風を感じながら湯浴みを楽しめます。泉質は主にナトリウム・カルシウム-塩化物泉で、神経痛や筋肉痛、冷え性などに効果があると言われています。

池原ダム

吉野熊野国立公園内にある池原ダムは上部に国道が通り、“走る”ことが好きな人たちが全国から集まるスポット。昭和39年(1964年)に建設された高さ110m・堤頂長460mの発電用ダムで、アーチダムとしては国内最大の総貯水容量(3億3840万㎥)という壮大な規模は圧巻です。
直下を流れていた河川は埋め立てられ、片方には近畿最大の人造ダム湖、もう一方の直下には温泉施設やキャンプ場というロケーション。紀伊山地を縫うように走る湖岸線は自然と人工物のユニークな調和を演出し、池原ダム展望台からはその全貌が見渡せます。

九鬼

三重県の南部で熊野灘に面し、リアス式海岸による恵まれた港湾を有する尾鷲市九鬼町は漁業と海運の拠点として栄えた伝統漁村。戦国時代、最強の水軍と恐れられた九鬼水軍発祥の地でもあります。
磯の香りが漂う船着き場にはたくさんの船が停泊し、どこまでも透き通った海を覗き込めば魚たちの姿が見えるかもしれません。近年は九鬼の秘境・大配(おはい)の断崖絶壁から眼下に広がる海がエメラルドグリーンに煌めくさまを『オハイブルー』と呼び、トレッキングやクルージングも人気です。

熊野古道センター

尾鷲ひのきと熊野杉という地場の材料を組んで建築した木造の建物は、端正で凛とした佇まいが存在感を放ちます。熊野古道の石畳道を模した道の先にある施設は大きく交流棟、展示棟、研究収蔵棟に分けられ、館内は天井高が最高7.95mという大空間。紀伊山地の参詣道・熊野古道と古道周辺地域の自然や歴史・文化に関する情報がそろいます。

歴史と現在、そして未来に続く道をAudi A5で。

日本列島の真ん中で、神々が宿る世界遺産スポットをめぐった今回のドライブ。平地が狭く、海に迫る紀伊山地の間を縦横無尽に駆けるには、プログレッシブステアリングによる敏捷なハンドリングでダイナミックなコーナリングを実現するAudi A5がノンストレスのドライビングを叶えます。時代を超えて人々の姿を見つめてきた畏敬なる大自然に身を委ね、人々が守り続ける祈りの道を辿ってみませんか。