2024年7月掲載

歴史文化や自然に親しむ旅。
Audi S4 Avantで走りめぐる、北陸ドライブ。

いつもと違う場所へと出かけて、その土地の歴史や文化の奥深さを触れ、自然の豊かな恵みを実感する。
大人の休日には、子どもの頃とは違ったおもしろさと出合えることがあります。
今回は、古い街並みや史跡などの歴史を感じる名所や壮大な景色が点在する北陸地方を、Audi S4 Avantでめぐり、休日に訪れてほしい魅力的なスポットをご紹介します。

使用モデル

Audi S4 Avant

アスリートのような力強さと美しさを兼ね備えた流麗なスタイルの中に、走りの躍動を体現するAudi S4 Avant。3.0ℓ V型6気筒TFSIエンジンを搭載した圧倒的な実力への自信が、ダブルエキゾーストパイプやエアインレットなど随所に施された専用のクロームのパーツによって、醸し出されています。爽快でパワフルな走りから、あなたの心を刺激する一台となるでしょう。

九谷セラミック・ラボラトリー

製土工場をはじめ、ギャラリーや工房など九谷焼にまつわる複合型の文化施設である九谷セラミック・ラボラトリー。九谷焼づくりに欠かせない磁器土を60年以上製造している工場では、製造過程の一部を見学できるほか、九谷焼の製造工程や新進作家の展示も楽しめるギャラリースペースがあります。30人規模の体験工房では、ろくろや手びねり、絵付けなど様々な体験メニューが用意されており、専門スタッフの指導のもと、誰でも参加可能です。また、若手作家が入居するレンタル工房もあり、新しい九谷焼文化を見学できます。施設の外土間からは、雄大な自然と田園風景を楽しむことができ、来館者の憩いの場として親しまれています。

オーベルジュ オーフ /
Auberge "eaufeu"

石川県小松市の中心から車で20分ほど山手に行くと、水芭蕉の自生地が今なお残る原風景の中に、ひっそりと旧西尾小学校が佇んでいます。平成30年に閉校となるまでの半世紀、地域の子どもたちを育み、見守り続けたこの廃校が、新たに生まれ変わったのが美食の宿「オーベルジュ オーフ」です。「オーベルジュ」とは宿泊施設を備えたレストラン。「オーフ」は、フランス語の水(eau)と火(feu)を合わせた造語(eaufeu)。豊かな自然が育んだ「水」と共に、この土地に新たな「火」を灯す、という想いが込められています。ここでの楽しみは食事だけでなく、館内随所に見られる空間美です。建物のシルエットや教室、黒板など、小学校のノスタルジックな面影を残しつつ、現代アートとの融合によって上質でモダンな世界観を醸し出しています。

豊潤な食文化のもととなるのは、豊かな自然に育まれた観音山の名水です。この水を使って育った米や野菜、フルーツが味わい深いものとなるのは言うまでもありません。しかし、料理の魅力は食材だけではありません。県外からも美食家たちが訪れる理由には、糸井章太シェフの存在が大きいでしょう。糸井シェフは、日本最大級の料理人コンペティション「RED U-35」で史上最年少の26歳でグランプリを受賞して以来、ミシュランに比するフランスのレストランガイド『ゴ・エ・ミヨ2023』にて期待の若手シェフ賞を受賞するなど、世界でも注目を集める料理人です。今回の旅でいただいた11品のなかで最も印象深かったのが、観音下で採れる日華石の上に美しく盛り付けされた逸品。食材だけでなく、器までも地産のものを使われており、その徹底ぶりと美しさに心を奪われます。花ズッキーニと薄い衣で揚げられたイワナは、キュウリとバジル、青梅の塩漬けでブレンドされたソースによって、口の中で重層的な味わいが爽やかに広がります。季節の移ろいをよりいっそうと感じられるほど、手に入る食材のバリエーションが豊富で訪れるたびに新しい発見をもたらされるでしょう。

鶴仙渓

山中の温泉街に沿って流れる大聖寺川の渓谷の中で、上流のこおろぎ橋から黒谷橋までの約1.3kmの区間に位置する「鶴仙渓」では、渓谷沿いに遊歩道が整備されています。華道家の勅使河原宏氏がデザインしたS字型のあやとりはしは、他に類を見ない形状と美しい紅紫色のモダンさを兼ね備えています。総ヒノキ造りのこおろぎ橋など橋巡りも楽しめ、風情ある川床もあり紅葉の時期はまさに絶景です。また、松尾芭蕉を祀った芭蕉堂や、書院造りの武家屋敷に九谷焼や尾形光琳の作品を展示した「無限庵」など、周囲のみどころもたくさんあります。

※特別な許可を得て撮影しています。

新俣峠ワインディングロード

見渡すかぎり緑が広がり、木々が迫ってくるような新俣峠。そこには12年の年月をかけて整備され、2018年に開通した、小松から勝山までを結ぶ国道416号線があります。勝山市街を見下ろしながらくだる峠道は、高低差が大きく、ワインディングの醍醐味である車を操る楽しさを味わうのに相応しい道となっています。Audi S4 Avantの道路に吸い付くような安定感と、思いのままにライン取りできるハンドリングを堪能するのにぴったりのドライビングロードです。

ESHIKOTO

福井県内最大の河川・九頭竜川の中流域に位置する永平寺町は、清らかな水に恵まれ、かつて松岡地区には17軒もの酒蔵があった酒どころです。その歴史を受け継ぐ1軒が「黒龍」の銘柄で知られる黒龍酒造です。この老舗酒蔵が開いたのが、お酒を核に北陸の職や文化を伝える約3万坪の複合施設「ESHIKOTO」です。施設内には、黒龍酒造の直営店で福井の恵みを味わえる石田屋ESHIKOTO店と、朝日と共に目覚め、太陽が沈むまでを禅、食、酒をテーマに表現するレストラン「acoya」が入っています。目の前には、黒龍の由来ともなった九頭竜川、そして永平寺の山々や田畑が広がり、その景色をゆったりと眺めながら食事を楽しめます。

※特別な許可を得て撮影をしております。通常、撮影場所での駐車はできません。

一乗谷朝倉氏遺跡

広大な自然の中に歴史を垣間見ることができる一乗谷朝倉氏遺跡は、戦国大名の朝倉氏が5代103年間にわたり栄華を極めた拠点の跡地です。北の京とも呼ばれたこの場所は、応仁の乱で荒廃した京の都から逃れた文化人や公家が集まっていたことから、魅力的な文化遺産があります。また、文化財としての価値を示す国の三重指定を受けている一乗谷朝倉氏遺跡は、全国でも6例のみの貴重な存在です。そんな貴重な遺跡を巡り歩き、ロマンあふれる戦国城下町の雰囲気を体感してみてはいかがでしょうか。

タケフナイフビレッジ

約700年の歴史を持つ越前打刃物の始まりは、京都の刀匠・千代鶴国安が刀剣制作のために良質な水を求めて府中(現在の越前市)にたどり着き、近隣の農民が使う鎌を作ったことがきっかけと言われています。それ以来、武生(現・越前市)は農業用刃物の一大産地となりました。タケフナイフビレッジは14社の刃物会社が集まる越前打刃物の共同工房で、鍛冶や研ぎ職人の作業風景を無料で見学できる全国でも珍しい産業観光総合施設です。越前打刃物の歴史紹介パネルや道具の展示のほか、職人が作ったナイフや包丁、鎌などの刃物を購入することも可能です。また、予約をすると、自分の包丁を制作できる貴重な体験に参加できるので、思い出のひと品をつくるのはいかがでしょうか。

過去のスペシャルコンテンツ

My Style with Audi
高村刃物製作所 | Audi A5 Sportback

約700年以上前からつづく歴史をもつ越前刃物の産地、福井県越前市。
その中でも、国内をはじめ世界のシェフたちに愛され使用され続ける包丁を生み出す高村刃物製作所。
代々受け継がれる、伝統と技法。確かな技術と徹底したモノづくりで世界を唸らせる彼らに、Audiのモノづくりはどのように映るのか。高村刃物製作所の高村3兄弟にAudi A5 Sportbackの魅力について聞いた。

詳細はこちら >

河野しおかぜライン

日本海といえば、豪快な岩礁に打ち付ける荒々しい波を想像する人が多いかもしれませんが、越前・河野しおかぜラインはそのようなイメージを一新させる景色が広がっています。河野しおかぜラインは、福井県南越前町の河野と敦賀市の大比田を結ぶ全長9.2kmの海岸線です。晴れている日には、透明度の高いアクアブルーの水面が広がるエキゾチックな風景を楽しむドライブができます。特に、水平線に太陽が沈む様子は格別です。ぜひ、爽やかな潮風に吹かれながら、Audi S4 Avantで走り抜けてみてください。

敦賀ムゼウム

敦賀港は、明治から昭和初期にかけてヨーロッパとの交通の拠点としての役割を果たし、1920年代にはロシア革命の混乱により親をなくしたポーランド孤児、1940年代には「命のビザ」を携えたユダヤ難民が上陸した日本で唯一の港です。資料館「人道の港 敦賀ムゼウム」では、これら2つの史実に関する資料などを展示しているほか、ポーランド孤児やユダヤ難民のご家族や関係者との交流について紹介しています。2020年にリニューアルオープンしたムゼウムの外観は、大正から昭和初期に敦賀港にあった敦賀港駅や税関旅具検査所などの4棟の建物を復元したもので、往時の敦賀港の雰囲気を感じ取れる景観を楽しむこともできます。

爽快で上質なドライブをもたらす、
Audi S4 Avant。

Audi S4 Avantとともに北陸地方を走りめぐった今回の旅。Audi S4 AvantはSモデルらしいパワフルかつなめらかな加速感と俊敏なハンドリングで、スポーティドライブを実現します。また、アウディドライブセレクトにより状況や気分に合わせて走行特性を設定することが可能です。北陸地方の魅力的な場所を訪れる道中の山道やワインディングロードも、思いのままに楽しめるAudi S4 Avantに乗って、歴史と自然に浸る旅へ出かけてみてください。