2023年1月掲載

おいしいにときめく瀬戸内海近郊へ。
森と海の恵みをめぐるAudi S7 Sportbackの旅。

2023年初めてのグルメの旅は、森や海の恵みをいただきに兵庫県丹波・徳島県佐那河内・香川県高松へ。
大阪からスタートして創意あふれるメニューで魅せるレストランに、絵になる風景をめぐり走ります。
Audi S7 Sportbackに乗って、心もカラダも満たす休日をお愉しみください。

使用モデル

Audi S7 Sportback

パワフルな走りを発揮する4ドアスポーツクーペのAudi S7 Sportback。力強さと美しさが結実した研ぎ澄まされたフォルムに、革新的なテクノロジーや先進のアシスタンスを搭載することで、いついかなるシーンにおいても揺るぎないパワーと快適さをもたらします。躍動感のあるダイナミックな走りが、スポーツマインドを掻き立て刺激的なドライブの世界へと誘います。

AREA 1
兵庫県丹波エリア
グルメスポット「オルモ(欅)」

京阪神の都心部から車で1時間30分。城下町・丹波市柏原にある「オルモ」は、明治後期に建てられた古民家をリノベーションしたイタリア料理店です。オープンは2000年。今でこそ界隈にも古民家を再生したお店は増えましたが、オルモはその先駆けでした。もとは呉服屋だったというおもかげが残るよう、改装には手をかけすぎず、靴を脱いで店の間に上がるスタイルをとった和める空間です。
「オルモ」とはイタリア語でケヤキ。店のすぐ近くには、推定樹齢1000年のケヤキの根が橋のように横たわった「木の根橋」があります。店名は、町のシンボルであるそのケヤキが由来に。さらに、店内には地元の木工作家による地元産のケヤキでつくったテーブルや椅子が並び、地元愛にあふれています。

南北の気候が出合い、寒暖差の大きい丹波は古来よりおいしい作物が育つ場所として栄えてきました。すっきりとして味の濃い地野菜をたっぷりと使った前菜はオルモの人気メニュー。丹波の旬を満喫するにはうってつけのひと皿です。丹波といえば松茸が名産ですが椎茸も美味。芳醇な椎茸をたっぷり使ったパスタは、食欲をそそる香り高さで思わず笑みがこぼれてしまうほど。メイン料理のいちおしは丹波地鶏のロースト。酸味の効いた複雑なサルサベルデソースが平飼い地鶏の旨みを底上げする看板料理です。
この土地に惚れ込んだ店主・成田真也さんの料理は、食材に寄り添った優しくともインパクトある味わい。この味を求めて、週末ともなれば京阪神からドライブで訪れる人が後を絶たないというのもうなずけます。

住所:兵庫県丹波市柏原町柏原119
営業時間:
【昼の部】11:30~14:00(L.O.)
【夜の部】18:00~20:30(L.O.)
定休日:火曜(祝日の場合は翌日休み)、第1水曜
電話:0795-73-3500

寄り道スポット「丹波篠山ロマン街道」

堅固な高石垣が特長の篠山城や、歴史的建造物が約600mも続く河原町妻入商家群など、多様な地域資源を持った日本遺産の街「丹波篠山ロマン街道」。豊臣家と徳川家康との戦いでは、その強固な造りから天守が築かれなかったと逸話があるほど。のびやかな雰囲気を味わいつつ、数奇な運命をたどったこの場所をAudi S7と訪れてみるのはいかがでしょうか。

樹齢1000年とも推定される大ケヤキの根が、幅8mの奥村川をまたいで、自然の橋を作っている「木の根橋」。

藩政時代の面影を色濃く残す家並みが続き、買い物しながら街歩きも愉しめる「河原町妻入商家群」。

AREA 2
徳島県佐那河内エリア
グルメスポット「虎屋 壺中庵」

四方を山に囲まれた徳島県佐那河内は、農山村のノスタルジックな風景が広がる村。清流、園瀬川沿いの道路を颯爽と走って辿り着くのは、日本料理店「虎屋 壺中庵」です。もとは旅館だったという日本家屋を改装したお店は、格子戸の門構えからして俗世間から離れたような侘び寂びある佇まい。門をくぐり、風情ある庭を抜けて玄関をあけると、一切の淀みない清澄な空気にすっと心が落ちつきます。旅館の趣が残る店内は、旅情にひたれる和の個室のみ。窓の外に広がる鄙びた里山を眺め、園瀬川のせせらぎを聞きながら料理をゆっくり待つ時間も至福のひとときです。

旅館の3代目として生まれた岩本光治さんは、京都の名店「吉兆 嵐山」で修行をし、25歳で故郷に戻ってこの地で「虎屋 壺中庵」を開きました。1985年のことです。以来、料理の本質を追い求めてきた岩本さんの料理は、粋。
ある日のコースは、カマスの寿司や銀杏餅が並ぶ突き出し、鳴門のハモと地元の松茸の椀、サワラや車海老を巻いて焼いた葛の葉焼きなど。華美な演出とは無縁で、味つけは淡く端麗でどこまでも清らか。素材の味を生かし、その滋味を引き出すことに徹した料理に五感が刺激されます。
ときには岩本さん自ら釣り上げた川魚、山に分け入って採取した貴重な山菜が食材として用いられることも。市場価値では測れない素晴らしい自然の恵みをおすそ分けしてもらったような豊かな気持ちにもなれます。
食事を堪能したあとは園瀬川沿いを散歩したり、店の隣にある朝宮神社でお参りしたり。都会では味わえない農山村の空気を満喫してから再びドライブを楽しむのも乙でしょう。

住所:徳島県名東郡佐那河内村上井開1
営業時間:
【昼の部】12:00~15:00
【夜の部】17:30~21:00
定休日:不定休
電話:088-679-2305

寄り道スポット「大川原高原」

徳島市街からAudi S7を約1時間、国道438号線から旭ヶ丸の山道を20分ほど走らせると、徳島市から空にいちばん近いと言われる「大川原高原」が現れます。標高約1020mに位置するその場所には、緑が茂る山々や園瀬川の美しい清流のほかに、希少な植物が数多く残る森林地帯、大型集合風力発電施設・大川原ウインドファームという見どころも。雄大な景色を背景にドライブをお楽しみください。

AREA 3
香川県高松エリア
グルメスポット「オーベルジュ ドゥ オオイシ」

古くは源平合戦の舞台にもなった香川県の屋島。瀬戸内海に面し、ドライブスポットも多い屋島のふもとの集落を走っていると、周囲の緑に溶け込んだ白亜の壁がひっそり現れます。目的地の「オーベルジュ ドゥ オオイシ」です。
海から続く山際に建てられたフランス料理店のオープンは四半世紀前。屋島で生まれ育ったオーナーシェフ・大石正邦さんがフランスの片田舎にあるようなレストランをイメージしたというこのお店は、まさしく遠く離れたヨーロッパを彷彿とさせる場所です。
漆喰の白壁に囲まれたリゾート感溢れる店内、高い天井には立派な梁が張り巡らされ、大きな窓の外には山際の樹々が生い茂る風景美。すぐそこに海はあれども、あえて海を見せない造りの空間が隠れ家的で、秘密の場所に来たような・・・。そんな高揚感に包まれながら食事を楽しむことができます。

フレンチ一筋の大石シェフがつくる料理は、クラシックでありながらも現代的な盛りつけが印象的です。前菜で人気のあるフォアグラのテリーヌのようにフランス産食材も使いますが、今、シェフが力を入れているのは地元の素材。海辺の町ですから、とくに魚料理は外せません。天然のいけすとも呼ばれる瀬戸内海の豊富な鮮魚を使った魅力的なメニューが揃います。たとえば定置網で獲れたワタリガニは、アボカドなどの野菜と一緒に爽やかなサラダ仕立てに。黒アワビは、焦がしバターソースにエシャロットやスダチをきかせて香り豊かな一皿に。どの料理も美しく、かつおおらかな味わいで、日本人の舌にしっくりと馴染むおいしさです。

ここで楽しめるのは食事だけではありません。店名に「オーベルジュ」とつく通り、宿泊施設も備えています。レストランの向かい側に建つ全5室のホテルは、おだやかな瀬戸内海に面した最高のロケーション。レストランで食事を楽しむだけでもよし。宿泊を兼ねて食事を堪能するのもよし。いずれも極上の休日を過ごすことができるでしょう。

住所:香川県高松市屋島西町65
営業時間:
【昼の部】11:30~13:00(L.O.)
【夜の部】18:00~19:30(L.O.)
定休日:月曜日・火曜日
電話:087-843-2235

寄り道スポット「感性を刺激し堪能させるアートの地」

カラフルな柱は一部が鏡面になって、周囲の情景を映し出し、港の移りゆく景色が、作品の様々な表情をつくっている。

屋根がうねるようなデザインの四国村エントランス「おやねさん」。

現在はカフェとして利用できる四国村にある明治時代の神戸異人館。

うどんで有名な香川ですが、4年に1度「瀬戸内芸術祭」が開催されたり、随所にアーティスティックなオブジェが設置されたりなど芸術の面でも注目されています。今回訪れたのは、高松港のシンボルともなっている大巻伸嗣氏が制作した作品「Liminal Air -core-」や江戸時代から大正時代に建てられた住宅や作業小屋などを楽しめる四国村。Audi S7といっしょに高松を駆けめぐる心ゆくまでアートに浸れるドライブで大人の休日を過ごすのはいかがでしょうか。

Audi S7 Sportbackで、大人に充足感をもたらすドライブを。

今回めぐったドライブの旅では、南淡路水仙ラインや屋島スカイウェイなど、走りを愉しめる道もあります。Audi S7 Sportbackは、湧き上がるような走りでありながら高効率を実現するTFSIエンジンと、低回転時からターボラグの少ない素早い加速を叶える電動コンプレッサーを搭載。ドライバーは、あらゆる場所で圧倒的なパワーとしなやかなドライビングフィールに満たされるドライブを体感できるでしょう。Audi S7 Sportbackで豊かな食と心がなごむスポットのある瀬戸内海近郊をまわりながら、家族や友人といっしょにお出かけをお愉しみください。