Audi Snow Driving Park Report

氷上のドライビングエクスペリエンス

長野県北佐久郡の標高1,540mに位置し、夏は避暑地としてカヌーやカヤックが楽しめる「女神湖」で、冬季限定の完全凍結した湖面を使用しドライビングイベントを開催しました。2月1日から3日までの3日間を2セッションに分けて合計18組30名の方が参加され、湖上でのドライブを通じて、Audiのクワトロの特性や、ご自身のAudiの魅力を再発見いただきました。

冬の美しい白樺に囲まれたリゾートホテルに集合

1泊2日の本イベントの初日は女神湖からほど近くのリゾートホテル「ホテルコロシアム・イン・蓼科」にご集合いただきました。
チェックインから夕方までは、ホテルでお寛ぎいただく方やスキーにお出かけになる方、近隣を散歩される方など思いおもいの時間をお過ごしいただきました。

今回のイベントではAudiドイツ本国公認のインストラクター5名を講師に迎えて開催しましたが、夕方からのブリーフィングでは、チーフインストラクターから、滑りやすい路面状態でのアンダーステア、オーバーステアの原因や対処法やタイヤのグリップ力を限界まで発揮するための摩擦円の考え方等、2日目の女神湖でのドライビングエクスペリエンスで体験いただくアクティビティの理論をお話ししました。

冬の信州・蓼科の食材を惹きたてるフレンチ

ディナーは、ライトアップされた白樺に囲まれたレストラン会場で信州・蓼科エリアの大自然を感じられる食材を使ったフレンチのコース料理をご用意しました。旬の味覚を長野県産のワインやウィスキーとともにお愉しみいただきました。自然とお客様同士の会話も弾み、1日目は終わりました。

女神湖での氷上ドライビングエクスペリエンス

2日目の朝から、いよいよ湖上に設けられた特設コースでのドライビングがはじまりました。今回は、ご自身のAudi車で参加いただくコースと、レンタルモデルで参加いただくコースをご用意しました。3グループに分かれて、ドライビングポジションの確認をしたのちに、氷上でのフルブレーキング体験です。

氷上のフルブレーキング

スタート後、急加速をして、左右に置かれたパイロンの間を通過するタイミングでフルブレーキをすることでAudiのブレーキ・ABSの性能を体験いただくプログラム。氷上での加速は想像以上に滑るため加速が追いつかず、パイロンを通過時でも30~40km/h程度のスピードになります。加速後は、ブレーキを蹴とばすように踏み込み、ゴゴゴっという感覚でABSが作動。フルブレーキの中でのハンドル操作で、ABSの機能を存分に体感いただきました。

スラローム(クワトロダンス)

続いてのアクティビティは、左右交互に設置されたパイロンを避けるパイロンスラロームです。ハンドルを切るタイミングとアクセルの加減で、滑る氷上でもスムーズに進行方向を調整するコツをつかみます。ハンドル操作とアクセル加減のどちらかが不足しているだけでも、真っ直ぐ進まず、コントロールを失い、車両が回転してしまいます。応用編となるハンドリングトラックでは、アンダーステア、オーバーステアをコントロールし、クワトロの特性を感じることができました。

クワトロの特性を実感する円旋回「クワトロドリフト」

凍結した半径20mほどの定常円を旋回するアクティビティを、Audiでは「クワトロドリフト」。と呼んでいます。凍結した円状のスペースで、円の真ん中に置かれたパイロンの周りを、パイロンをなるべく真正面に見ながらドリフトで定常円旋回していきます。パイロンに対して斜めにドリフトして円旋回するのではなく、パイロンを時計針の中心に見立てて針のように一直線の状態を保って円旋回できるように目指します。つい、ブレーキを踏んだり、ハンドルをオーバーに切ったりしてしまいますが、インストラクターのお手本では、少しのハンドル操作とブレーキは踏まず、アクセルのオンとオフ調整で滑らかにドリフトしていました。

参加者の皆様に愉しんでいただけるイベントを今後も開催

日常生活では体験する機会が少ない凍った路面でのドライビングは、Audiの特性を改めて実感できるほか、旅行先などの雪道でのドライブを愉しめる練習にもなります。
今回のイベントでは同伴の方も全てのプログラムに同乗いただくことができるほか、途中で運転交代も可能としており、参加いただいた皆様に氷上ドライブエクスペリエンスを存分にお愉しみいただきました。今後も、ご同伴の方も含めて皆様に様々なシーンからAudiの魅力を発見いただけるイベントを開催いたしますので、ぜひご家族やご友人をお誘い合わせのうえご参加ください。

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