Audi People

Audi Japan Sales 販売本部 | 米井 健彦
Audi 世田谷 セールスマネージャー | 田中 大樹

Audiに携わるスタッフの日々の業務に対する情熱やこだわりなどをご紹介。
お客様のAudiライフを支える高いクオリティ、その背景に迫ります。

※掲載内容は2020年6月12日時点のものです。


弊社全ショールームで(ビデオ通話サービス)を導入
ご自宅でショールーム同様の商談が可能になりました。

2020年3月より、弊社全ショールームでビデオ通話によるお客様との商談サービスをはじめました。そこで今回は、セールススタッフに対してビデオ通話のトレーニングを担っている米井、Audi世田谷でセールスマネージャーを務める田中に、その魅力と今後の展望について聞きました。

(写真:左より米井、田中)


Audi Online Concierge(ビデオ通話サービス)の導入について、その経緯を教えてください

米井:弊社の新型コロナウィルス感染症対策の柱のひとつとして、今後多様化するであろうお客様のニーズにお応えするために、3月頃よりAudi Online Concierge(ビデオ通話サービス)の検討と準備を行い、緊急事態宣言前のタイミングから弊社全ショールームで導入しました。私はセールスのトレーナーとして、ビデオ通話による商談の進め方を作成・共有するとともに、実際にセールススタッフとビデオ通話によるトレーニングを毎日行い、クオリティの向上に努めています。

Audi Online Concierge(ビデオ通話サービス)はどんなときにご案内しますか

米井:まずお客様から電話でお問い合わせをいただき、お話を進める中でビデオ通話をご希望された際に行っています。その時に大切なのは、お客様のニーズを把握することですね。ビデオ通話の場合は、事前の準備が整っていないと画面の向こう側にいるお客様をお待たせしてしまいますので、どんな情報を望まれているかを正確にお聞きし、万全の準備を整えてビデオ通話に臨んでいます。お客様に合わせた資料を用意し、Webサイトの「360°View」やお支払いシミュレーション等を組み合わせて、画面を切り換えながらリズムよくご案内していきます。

お客様にとってのメリットを教えてください

田中:画像や動画、資料などを画面上でご覧いただけますので、ショールームにお越しいただかなくても疑問や気になる点を解消できます。またショールームまでの移動に伴う時間も節約できますし、事前に伺ったご要望に合わせ資料を準備しますので、短い時間でも要点を押さえたご説明が可能です。そして何よりもお客様に安心してAudiの世界観を体験いただける点が大きいのではないのでしょうか。また、 弊社側でタブレットを使うことで、移動しながらの会話も可能ですので、例えばショールームに展示してあるお車で気になる箇所があればリアルタイムでご覧いただけますし、気になるお車が複数台ある場合でも、効率よく比較検討いただけます。

Audi Online Concierge(ビデオ通話サービス)の導入で、セールスの現場はどう変わりましたか

田中:これまでは、お客様にお越しいただければその都度的確な対応ができるように準備していましたが、ビデオ通話での商談はまさにプレゼンです。お客様に興味を持っていただける工夫や、不意のトラブルに備えたバックアップ資料の準備など、事前の準備も念入りに行うようになりました。
またお客様が飽きてしまわないよう短い時間で要領よくお話することも重要だと思います。

米井:セールススタッフは、ビデオ通話の使い方に習熟するとともに、これまで我流で行ってきた会話の手法なども見直していく必要性を実感しているはずです。現場の意識も変化しつつあるのを感じます。

今後、Audi Online Concierge(ビデオ通話サービス)はどのように発展していきますか

米井:新型コロナウィルス感染症対策を契機として、いま世の中が大きく変わりつつあります。ビデオ通話による商談もおそらく一過性のものではありません。 もちろんお車をご購入されるプロセスで実際にショールームで気になるモデルをご試乗いただく事も必要ですが、ビデオ通話で不安を解消してもらうためにも今後も重要なチャンネルの一つとして、高度化しながら発展していくと考えています。
この先、ショールームでは最終的に契約を行うというのが当たり前になってくるかもしれません。初めてAudiをご検討されるお客様にも便利にご利用いただけるこのビデオ通話を、より柔軟に活用していきたいと思います。

田中:新たな時代の新たな価値観を持つお客様のご期待に応えるべく、ビデオ通話を高度に使用した新しい営業スタイルを全てのセールススタッフが身に着けていく必要があります。また、カメラの高画質化、回線の高速化といったハード面の拡充も検討していくべきですね。