2018年8月掲載
Audiみなとみらいの2階にあるスペース「カスタマープライベートラウンジ(CPL)」には、顧客がAudi車の購入前にその外観やボディカラー、内装などの最終チェックを行える最先端のVR(バーチャル・リアリティ)設備がある。Audiが誇る「Digital Retail Modules」(以下DRM)だ。
DRMは、VR空間を創り出し、大型のモニターとヘッドマウントディスプレイに投影するもので、カスタマーはあたかも目の前にクルマが存在するかのような仮想空間を体験できる。
システムは、全体を制御するタブレット端末、目の前にVR空間を創り出すヘッドマウントディスプレイと大型モニター、VR空間でクルマを操作するコントロールスティック、そしてカスタマーの動きを把握するセンサーカメラからなる。
システムは、全体を制御するタブレット端末、目の前にVR空間を創り出すヘッドマウントディスプレイと大型モニター、VR空間でクルマを操作するコントロールスティック、そしてカスタマーの動きを把握するセンサーカメラからなる。
DRMは、アウディジャパンが提供するスマートフォン用価格シミュレーションアプリ「Audi Configurator」と連動している。Audi Configuratorは、車種、ボディカラー、インテリアなどをカスタマイズすることで、仕上がりのイメージと購入金額がシミュレートできるもの。
DRMとの連携は、ユーザーがAudi Configuratorでクルマをカスタマイズする際に発行される「Audi Code」を用いる。Audi Codeを控えてAudiみなとみらいのDRM端末に入力すれば、そのクルマをVRで体感できるのだ。
Audiみなとみらいショールームアシスタントの小野友裕氏は「たとえば、Audi A1のコントラストルーフのようにボディカラーとルーフカラーのマッチングに悩む方や、プライバシーガラスなどのオプションの効果を気にする方もいらっしゃいます。こういった方にはぜひDRMを体験して解決していただきたいと思います」と話す。購入する車種は決まっているものの、まだどこかに迷いがあるという方には、DRMは最後の一押しを与えてくれるだろう。
Audi Japan Salesのセールス担当者は、カスタマーの家族構成や生活環境、本人の趣向なども考慮して、最適な車種やボディカラーをアサインしている。
しかし、その車種やカラーがショールームにない場合、パンフレットやカラーサンプルを見るだけでは、細部の仕上がりまでは想像しがたいことも事実だ。また、カラーをチョイスする際など、最後に残った2つの候補からどうしても最終決定ができないと悩むこともあるだろう。そんな際には、ぜひDRMを体験していただきたい。ホイールやヘッドライト、テールライトなどのディティール、真正面や真横から見たボディライン、シートの革の質感、さまざまな風景や天候のなかでの見え方、走行中や停車時のサスペンションの動きなど、ショールームの展示車とパンフレットなどでは想像できなかった何かに気付けるはずだ。
最先端のVRで、一足先に愛車に会えるAudiのDigital Retail Modules。
あなたの新たなAudiライフが、スムーズに加速する。