Audi A4 Avant で、めぐる。
関西近郊の美味と美景を愛でるドライブ。

週末は少し遠くへ足をのばして、心身ともにリラックスしたくなる。
そんな想いに馳せるドライバーにぴったりなドライブプランを3つご紹介します。
上質でゆったりとした空気が流れるレストランに、 旅の思い出の一枚にしたくなる美しい景色。
大切なご家族やご友人との旅を、Audi A4 Avantに乗ってお愉しみください。

今回は、「Audiオーナーが愉しむ。上質な食事と心に残したい景色」をテーマに関西近郊の3つのドライブエリアをご紹介。贅沢な食材と確かな技術でありながら、肩肘張らずに愉しめる雰囲気のお店と、思わず立ち止まって写真を撮りたくなる観光スポットで、気分を晴れやかにするドライブをご堪能いただけます。

Route 1京都府宮津エリア
グルメスポット「アチェート」

日本海へ向けてAudiを走らせ、目指すは日本三景のひとつ、天橋立。そこから目と鼻の先に旅の大きな目的地にしたい店があります。イタリア料理店「アチェート」です。古くは、北前船の寄港地として栄えた港町に佇む一軒家。明治期に建てられたその商家を改装した店内はモダンで風流、控えめな照明のもと、ゆったりとした時間が流れています。
厨房で腕をふるうのは、地中海に浮かぶシチリア島で研鑽を積んだ重康彦シェフ。皿の上で丹後を表現することをモットーに掲げたシェフの料理は、目の前の海で揚がった魚介をはじめとした丹後の幸尽くし。かつ、ユーモアなセンスに満ちあふれています。
「アチェート」とはイタリア語で「酢」のこと。地元の老舗のお酢屋「飯尾醸造」で造られた酢を味の下支えにしつつ、ユニークな隠し味や技が効いているのです。

たとえば前菜のカルパッチョは、滅菌した海水を使ったハーブティを朝獲れの魚にスプレーすることで、ほんのり塩気と爽快な香りがのる味わいに。白イカは、新鮮だからこそ使える肝に酒粕をプラスしたソース仕立てに。カポナータの真ダコは、隣町の牧場で入手したホエーで柔らかく炊いて……と、意表をつかれる手法を用いた美味ばかり。
なかでも、コースの中盤に出てくるリゾットは個性的です。地魚のダシで炊いた玄米を、米ぬかでとろみをつけてリゾットに仕上げ、黒豆酢をシュッとひと吹きしたスペシャリテ。初めて体験するその滋味深さに、誰もが驚くことでしょう。
自由な発想で生み出された唯一無二の味を堪能しに、Audiで京の港町へ。きっと、素敵な休日になるはずです。

寄り道スポット
「舞鶴赤レンガパーク」

明治期から大正期にかけて建設され、重要文化財に指定される施設「舞鶴赤れんがパーク」。赤れんがの建物が立ち並ぶノスタルジックな雰囲気から、映画やドラマのロケ地としても多く活用されます。倉庫内にはカフェや博物館が設置され、不定期でアートフェスやライブイベントも開催。舞鶴のグルメや特産品を見てまわりながら、お気に入りの場所で思い出の一枚を撮ってみませんか。

Route 2和歌山県田辺エリア
グルメスポット「キャラバンサライ」

走っても走っても、車窓の外は見渡す限りの梅畑。まさかフランス料理店があるとは思えないような場所に、「キャラバンサライ」は梅の樹々に溶け込むように佇んでいます。
こぢんまりとした平屋の建物は、もともとは梅干しづくりに使われていた梅蔵。日本一の梅産地を誇るこの地で育った更井亮介シェフの祖父が築いた力作で、祖父亡き今、大改装してレストランとして蘇えらせたのだそう。味のある土壁をそのまま活かし、近代的なオープンキッチンにした店内は、古さと新しさが融合した和める雰囲気が漂っています。
２０２０年にオープンしたこの店で味わえるのは、帝国ホテル仕込みのフランス料理です。といっても、遠方からの客人はもとより、地元の農家の方にも気軽に来てほしいと願う若きシェフの料理は、伝統に素朴さを織り交ぜた親しみある味わい。肩ひじ張らずに楽しめるのが大きな魅力です。

寄り道スポット
「熊野古道なかへち美術館」

Route 3奈良県宇陀エリア
グルメスポット「一如庵（イチニョアン）」

Audiに乗って四方を山に囲まれた奈良県の宇陀へ。峠を越え、清流沿いの道を走っていると、暖簾はためくどっしりとした門構えの建物が見えてきます。ここ「一如庵」は、築150年を超える日本家屋の蕎麦屋。料理はもとより、建物の雰囲気ごと味わい尽くしたくなる一軒です。
昔ながらの囲炉裏、立派な梁があらわになった高い天井。広々とした座敷には、時を刻み続けてきた振り子時計や骨董の調度品が品よく配され、この空間に身を置いているだけで懐古的な気分に。縁側の大きな窓越しに見る庭も風情があり、心の底から寛げます。
聞けば、ここは店主・桶谷一成さんの生家。蕎麦処、長野県での修行を皮切りに蕎麦打ちにのめりこみ、30歳で生まれ育った家に手を入れて店を開いたのだとか。

奈良の旬の野菜、ときには軟白ずいきや宇陀金ごぼうなどの希少な伝統野菜を堪能できるのもこの店ならではです。コースでのみ味わえる野菜尽くしの前菜は圧巻。箱寿司、おひたしに、含め煮。さまざまな野菜料理が大判の板皿へ端正に並ぶ姿は優美で、味わいは清らか。主役の蕎麦への期待がいっそう高まります。
そうめん発祥の地で生まれ育った桶谷さんは、シコシコとしたそうめんのような繊細な蕎麦が好みとか。そんな店主が自家製粉して打つ蕎麦は、コシがあって瑞々しく、喉の奥からふわりと立ち上がってくる甘やかな香りに酔いしれるおいしさです。
器も、盛りつけひとつにも感じ入るものがある。隅々まで魂のこもった料理に、心が洗われたような――。そんな余韻に浸りながら、Audiで古都の里山を走る気持ちよさは格別でしょう。

寄り道スポット
「宇陀松山」

江戸時代から昭和時代初期のさまざまな町家が立ち並ぶ、重要伝統的建造物保存地区に選定されたレトロな城下町。町並みの隙間からふと顔を出す自然の表情や、何年も姿を変えていないような店の軒先など、時間の止まったようなゆったりした空気が魅力的。唐破風付きの天寿丸の看板が目を引く「薬の館」や現存する日本最古の民間の薬草園「森野旧薬園」など、歴史を感じる建物をゆっくりと散策してみてください。

Audi A4 Avantとのドライブで、ゆとりのある時間を

Audi A4 Avantで周る3つのドライブルートでは、街中はもちろん、高速道路から険しい山道までも快適に走破。Audi A4は、低回転域から湧き上がるような強大なトルクをもたらすTDIエンジンと低速走行時からレスポンスの早いTFSIエンジンの2種類のエンジンをご用意。さらに状況に応じて燃費向上を図る前輪駆動と、高い走行安定性で疲れにくいロングドライブを実現するフルタイム4WDシステムの2種類の駆動システムなどをお好みで選択できるので、あなたに相応しい走りを発揮する一台を仕上げることができます。

今回ご紹介した３つのレストランは、心地よい雰囲気ながら特別感のあるひと皿を味わえる、気心知れたふたりにぴったりなお店となります。ぜひ、大切な方といっしょにAudi A4 Avantで思い出が映える観光地に寄り道を愉しみながら、訪れてみてください。