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原則と行動規範
ポルシェホールディング(Porsche Holding GmbH、または通称Porsche Holding Saltzburgポルシェホールディング) は、1949年に設立され、ヨーロッパ、中国、南米、マレーシア、シンガポール、そして日本など20カ国以上で、卓越した評価を得るため尽力してきました。その社会的責任と高い倫理観により、ポルシェホールディングは今日、ヨーロッパでは最大の自動車販売会社となりました。 世界中で事業を展開するポルシェ ホールディングにとって、コンプライアンスとは、従業員が単に法令を遵守するだけでなく、一連の倫理原則を尊重することを意味します。これらの原則は、ポルシェホールディングのグループ企業各社で導入された行動規範に定められています。当然のことながら、これらの原則はポルシェホールディンググループの全ての領域とポルシェホールディングが事業を展開する全ての地域で適用されます。これには、ポルシェホールディングのグループ企業であるPAIG Automobile Investment Japan合同会社とそのグループ企業であるフォルクスワーゲンジャパン販売株式会社、アウディジャパン販売株式会社等、およびExclusive Cars Japan 合同会社ポルシェホールディングも含まれます。ポルシェホールディングは、コンプライアンスとインテグリティが常に我々の成功への道の礎であり、今後のすべての意思決定において遵守すべき基本原則であると認識しています。
ドイツ本国の業務提携先が2024年10月1日より変更となりますので、行動規範にある連絡先ではなく、下記までご連絡をお願い致します。日本国内でのメールの連絡先は従来通りcompliance@paig.co.jpまでお問合せください。
インテグリティ
インテグリティとは、責任と確固とした信念を持って我々が行動することを意味します。社員が誠実に行動してこそ、会社はインテグリティを持つことができます。このようにポルシェホールディングは、幅広い対策や活動を通じて、強固で偽りのないインテグリティ文化の醸成に努めています。インテグリティとは、規則、ガイドライン、価値観に対する私たちの内面的な態度を表しています。このような価値観は、業務内容、所属部門、役割、職務に関係なく、私たち一人ひとり全員に適用されます。
コンプライアンス
コンプライアンスとは、法令、社内規則、方針などを遵守するとともに、それらを確実に実行することを意味します。コンプライアンスは経営層だけの問題ではなく、全従業員の責任です。コンプライアンスの対象となる主なトピックは、独占禁止法、利益相反、マネーロンダリング、データ保護、製造物責任、従業員による詐欺、汚職、証券法・インサイダー取引などです。中でも、インテグリティの観点からも腐敗防止が最優先事項です。
汚職は会社や従業員の利益を損なうものであり、些細な問題ではありません。ポルシェホールディングは、汚職の問題を非常に重要視しており、汚職との戦いに対する理解を継続的に向上させていきたいと考えています。ポルシェホールディングは、汚職を取り締まるという姿勢を堅持し、対応する汚職防止のための社内規程と報告システムを策定しています。一般の従業員から管理職を含む誰でも、オンブズパーソンや報告システムが提供する報告ルートを通じて、潜在的な腐敗の可能性を報告することができます。
これに関連して、当社グループでは汚職防止の観点からビジネスパートナーやお客様との贈答品や各種接待に関して、次の基準を超える場合(但し、公的機関や公職の皆さまについては、価額を問いません。)、慎重に検討の上、会社承認を必要とする旨、社内規程により定めています。なお、この規則は役員や従業員個人に適用されます。
なお、現金や商品券などの現金同等物の授受は、価額を問わず「厳禁」とされています。
汚職防止に加えて、ポルシェホールディングは、独占禁止および反マネーロンダリングのコンプライアンス環境の構築にも力を入れています。公正な市場競争環境が社会、企業、産業、消費に有益であることを十分に認識しています。そのため、私たちは自らの行動が関連する法律、規制、方針に準拠するように努めています。また、当グループ内では、これに対応する独占禁止法・マネーロンダリング防止のコンプライアンスポリシーを策定・導入し、公正で透明性の高い市場競争環境の構築に貢献しています。
内部通報システム
ポルシェホールディングでは、法令や社内規則を遵守することが最優先されます。規則や基準が尊重されてこそ、会社や従業員、取引先への損害を回避することができます。そのため、不正行為は迅速に認識され、処理され、直ちに是正されなければなりません。そのためには、合理的な疑いに基づいて、重大な規制違反の可能性に対して全員が積極的に注意を喚起する姿勢を持つことが必要です。私たちは、ビジネスパートナー、お客様、その他の第三者からのこの種の情報も大切にしています。調査室への報告は、いつでも、どの言語でも、郵便または電子メールで行うことができます。内部通報制度は、適用される法規制に従い、内部通報者および関係者の保護を最大限に保証するものです。調査は、事実を慎重に調査し、規則違反の合理的な疑いがある場合にのみ開始されます。調査プロセス全体を通して、厳格な秘密保持が行われます。情報は、公正、迅速、かつ機密性の高い方法で検討されます。
内部通報者ポリシーをより効果的に実施するために、ポルシェホールディングに影響を及ぼす規制違反の報告を受け、処理するための中央調査室が親会社であるフォルクスワーゲンAGに設置され、オンブズパーソンが任命されました。
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