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Audi People

Audiに携わるスタッフの日々の業務に対する情熱やこだわりなどをご紹介。お客様のAudiライフを支える高いクオリティ、その背景に迫ります。

Vol.8  Audi 品川サービスセンター

ボディペイントスタッフ|由田芳光・田中良平

匠の技が光るボディペイント。
これを支えるAudi品川サービスセンターのスタッフたち。

Audi 品川サービスセンターでは、専任スタッフがボディペイントを行っています。
お客さまの期待に応えるために、日々難しい作業に携わる由田芳光と田中良平に、その心構えや意気込みを聞きました。


ふだんの仕事について聞かせてください

由田:Audi 品川サービスセンターのスタッフとして、ボディペイントを担当しています。

田中:首都圏の当社ディーラーに入庫したクルマがここに集まってきます。私たちふたりで、月に60-70台はペイント作業を行います。平均すると毎日それぞれが2-3台です。

由田:ボディの修理(板金作業)が行われたあと、われわれのところにクルマが運ばれ、ペイント作業を担当します。私自身は、ボディペイントに携わって25年になります。

田中:私は、当初テクニシャンをしていました。そしてボディペイント作業に携わるようになり、今年で13年となりました。

由田:お客さまのなかには、修理で使うドアやバンパーといった新品パーツは、あらかじめ色が塗られていると思っている人が少なくありません。新車時と若干の色の変化があるため、色が塗られていない状態で届きます。そのため、パーツを交換時も、塗装は必要になるのです。

仕事をするうえでこだわっているところは?

田中:クルマの塗装は、紫外線や保存状態などによって色が褪せたりと、微妙に変化しています。たとえばドアを交換するときには、隣りあったパネルにあわせて色をつくるのですが、まわりにぴったりあうよう丁寧に色を調合することが基本です。色をあわせることで、修理箇所がわからなくなり、その分お客さまの満足度も高いですからね。

由田:ボディペイントは、下地処理に始まり、塗料の調色、塗装、磨きといった作業がありますが、美しい艶には、下地の工程が重要で、そこですこしでも妥協があるとそれが最終的に仕上がりに影響してくる。だから、徹底的にやります。

田中:Audi 品川サービスセンターでは、環境負荷を軽減する水性塗料を採用しています。作業するスタッフの身体にも優しいのですが、技術的には難しい部分があります。水なので油が残っていると、塗料を弾いてしまいます。なので、下地が大事になってくるんです。

Audi正規ディーラーだからこその強みはなんでしょうか?

田中:これまでたくさんのAudiを扱ってきましたので、色のつくりかた、変化している場合のさじ加減がわかっているところでしょうか。

由田:同じ青でも、赤い青とか、黒っぽい青とかいろいろあるんです。基本の調合表はありますが、実際の色にあわせるには、どういう色を加えていけばいいのか、塗料の特性を心得ています。

田中:作業するうえでの心構えも違います。Audi正規ディーラーに向けられた、お客さまの期待は高いんです。それに応えられるよう、自分の仕事に厳しく、しっかりと仕上げています。それだけに、「Audiにまかせて良かったよ」といわれるのがうれしいですね。

今後の目標を教えてください

田中:先ほどもお話ししたように、私たちふたりで月に60〜70台のAudiを担当していますが、それぞれのクルマは、お客さまにとってはとても大切な1台です。お客さまの愛車を預かっていることを常に肝に銘じながら、慎重に作業にあたっています。

由田:扱える車の数を増やしていくために、これから人を育ててスタッフを増やしていきたいと思います。気がつけば、後進を育てる年齢ですからね(笑)

田中:「一人前になるのにどのくらいかかるんですか?」とよく聞かれます。私でもまだ一人前とは言えませんが、これまで身につけた技術を次の世代に継承することが求められていると思います。個人的には、将来、古いAudiをレストアするような部門をつくるのが夢ですね。Audiの正規ディーラーとAudiを熟知しているテクニシャンとして、Audiを大切に乗るお客さまをサポートしていきたいと思っています。