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概要

AudiLifeVol.04

Audi Twin Cup 2016世界3位に輝いた「チームAudi江戸川」が体現するAudi Japan Salesメカニックの高い技術2017年9月にスペイン・セビリアで開催された「第13回Audi Twin Cupワールドチャンピオンシップ」のテクノロジー部門で日本代表が、堂々3位に入賞を果たしました。そして、テクノロジー部門の日本代表として、世界の優秀なメカニックと腕を競ったのが、当時Audi江戸川所属だった小林浩二、浅野修一、杉岡裕治の3名。Audi Japan Salesのメカニックが持つ高い技術を体現する3名が、「Audi Twin Cup」での戦いを振り返ります。小林:仕込まれた不具合は、現実でも起こりうる故障ですが、どちらかといえばレアなケース。競技用の問題を作成している感がありました。単純な不具合ではないから、今までの経験を総動員しないと発見できません。左から、浅野修一Audiさいたま小林浩二Audi品川サービスセンター杉岡裕治Audi江戸川チーム一丸となって、車の不具合を洗い出す「Audi Twin Cup」テクノロジー部門小林:今は違う店に異動となり、みんなバラバラになってしまいましたが、「Audi Twin Cup」にAudi江戸川チームとしてチャレンジしました。予選は、2つのラウンドにわかれており、28問ずつの筆記試験です。普段接しているお客様の満足度のスコアが全国平均以上でないと、筆記試験の点数が良くても予選を通過できない仕組みです。浅野:車の不具合は、症状が出たり出なかったりするもの。普段の仕事では、症状が出ていない車を調べることもありますが、競技だから症状がわかりやすい形で出ていました。普段は故障しているか調べる感じですが、競技では故障の箇所と原因を特定する感覚でした。小林:故障診断は、テスターがはじき出した答えを、どれだけ深く理解できるかがポイント。経験が浅いとテスターが指摘しているポイントがすぐにつかめないこともあります。テスターとのコミュニケーションが大事なのは、普段の仕事でも「AudiTwin Cup」の競技でも変わりません。浅野:Audi江戸川からは私たちを含め2チームが予選に参加。おかげ様で私たちのチームはジャパンファイナルに駒を進めることができました。杉岡:ジャパンファイナルは、故障診断でした。不具合を仕込んだ車を、テスターでどこが悪いか探し出します。普段の仕事と同じような作業ですが、3人で力を合わせて協力しなければならない難しさがありました。浅野:その一方で、3人集まれば、知恵も3倍ですから、自分では思いつかないアプローチができるのは面白い点です。知識を詰め込めるだけ詰め込んで挑戦した世界大会で堂々の3位入賞小林:世界大会で印象に残っているのは、ラウンド1で最後まで診断して、原因を特定できたのがうれしかったことです。ラウンド2は、最後まで診断できず、ちょっと悔しい思いをしました。浅野:表彰式で名前を呼ばれた時はうれしかったです。競技