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概要

AudiLifeVol.04

Audi Twin Cup 2016世界3位の実力をオーナー様にも還元「Audi Twin Cup」は、普段の仕事の集大成2017年9月にスペイン・セビリアで開催された「第13回Audi Twin Cupワールドチャンピオンシップ」。日本代表はテクノロジー部門、サービス部門ともに3位入賞。ツイン(総合)部門でも4位になりました。サービス部門で世界3位になったAudi大阪中央所属のサービスマネージャー松井義貴に、ワールドチャンピオンシップの感想など、あれこれ聞いてみました。松井義貴Audi大阪中央サービスマネージャー「Audi Twin Cup」は、どんなスケジュールで進められるんですかまず、全国のAudi正規ディーラー124店舗で予選が行われます。予選はオンラインで行われ、Audi Japan Salesのサービスアドバイザーとメカニックは全員参加します。予選を勝ち抜いたサービス部門12名、テクノロジー部門12チーム(1チーム3名)でジャパンファイナルを戦い、サービス部門の場合は、上位3名が世界大会への切符を手にすることができます。世界大会は7日間にわたって開催され、その内、3日間が競技に充てられ、前夜祭や打ち上げなどパーティーも開かれます。面白かったのが、前夜祭から戦いが始まっている点です。40カ国の代表が参加したパーティーで、みんな笑顔で相手に酒を勧めて酔い潰そうとするんですよ。そこは勧められたほうもわかっているから、我慢して飲まない。お互いに酒を勧め合っているのに、誰も飲まないという光景が、会場のそこかしこで行われていました。「Audi Twin Cup」のサービス部門は、どんな戦いですかサービス部門は筆記試験と実技試験があり、実技試験では、3つのカテゴリーで競います。1つ目は「車両受付」。車の傷を探したり、タイヤの溝をチェックしたり、お客様から愛車を預かる際に必要な基本作業です。タイヤやブレーキの状態を測定して、車種の規定値に対して、どういう状態にあるのか明らかにします。パソコンを使ってドイツ本国のAudiのシステムにアクセスして、車種ごとの規定値を探り当てなければなりません。2つ目の「見積もり」では「ヘッドライトの電球が切れた」などの想定に対し、純正部品の価格を調べて、交換にかかる作業工賃を割り出します。もちろん、作業工賃もAudiの基準に正しく則っているか審査されます。そして、3つ目は「機能説明」。審査員をお客様に見立て「ナビゲーションシステムの目的地設定」などを、正しく説明できるか競います。世界3位になれたポイントはどこにありますかチームワークですかね。チームのメンバーは、日本代表決定戦の表彰式で初めて顔を合わせた3人。しかも、今回は関東、関西、九州の人間でした。だから、強化トレーニングのために集まったとき、交流会を兼ねて飲みに行ったり、朝食も一緒に